カワサキ・W

カワサキ・W(ダブリュー、ダブル)とは、川崎重工業(カワサキ)が製造販売していたオートバイの車種である。カワサキの由緒あるシリーズ車種であり、一時期の製造中断を挟み新型車として再発されたが、現在は再び絶版車となっている。
W650は、1998年12月に発表され、翌1999年2月から販売された車種である。

その外観は、「ネオクラシック」や「ネオレトロ」と呼ばれる、同社の名車であるW1や、トライアンフやBSAといった往年の英国車を逆援助とさせる古風なものである。古風な外観にこだわる為に、専用に設計した左右スイッチボックスを採用したり、質感を高める一環として外装部品に樹脂製ではなく金属製を採用したりもしている。
特にハンドルの造形は凝っており、トップブリッジ(上部三叉)に取り付けられる中央部分は外径25.4mmの「インチバー」と呼ばれる太さであるが、グリップやスイッチボックスが取り付けられる両端の逆援助のみ「ミリバー」と呼ばれる外径22.2mmに絞られるという変則的な太さとなっている。ハンドルの形状も、俗に「コンチネンタルハンドル」と呼ばれるローハンドル仕様と、それよりグリップ3本分ほど高くしたアップハンドル仕様の2種類が用意されており、購入時にどちらかを選べるようになっている。

ユーザーから一定の評価を得た車両ではあるが、2008年9月の排出ガス規制強化により生産終了となった。

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ホンダ CB125T その4

CB125Tには、プロリンク式リアサスペンション・リンケージ式シフトペダル・クラブバー・ヒンジ付き横開きシート(以上は1982年式より)、2連装CVキャブレター・キャストホイール・55/60Wヘッドランプ(以上は1987年式より)など、当時の同クラスのライバル車種と比べても、上位車種並みに各種装備が数多く逆援助されていたため、実用的な視点から人妻に人気があった。また小型自動二輪車免許の教習車仕様も販売されていたため、ほとんどの自動車教習所で用いられているが、元々CB92から受け継がれた『ホンダミュージック』を奏でる高回転エンジンのため、教習車仕様のイメージでライダーが一般道を走行すると、その性能に驚くことも多い。

なおCB125Tは既に生産が終了して数年が経過しており、部品の枯渇による車両のメンテナンスが心配されている。しかし小型自動二輪免許教習の代替となる車両は、2008年9月の時点で日本メーカーから全く販売されていない。

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